いよいよ新しい家族となる子犬がやって来ました!
誰しも、ウキウキした気持ちで子犬を待っていた事と思います。
特に、お子さんのいるおうちでは大騒ぎになるかも知れませんね。
「誰が最初に抱っこする?」と、子犬の取り合いになるかも知れません。
でも、ちょっと待って下さいね。
初めての長旅で子犬は疲れているはず。
お母さんや家族と別れて、初めての場所でストレスも感じているでしょう。
このストレスが原因で、体調の不調(下痢、嘔吐、食欲不振など)を引き起こすことだってあります。
そんなことにならないためには、子犬に安心感を与えることが大事です。
子犬が新しい環境に慣れ、家族の一員となれるように、焦らずに、温かく接してあげましょう。
お水のこと
家に着いたら、まずは新鮮な水を飲ませてあげて下さい(空港で受け取った際にもですが)。
この時は、人間用のスポーツドリンク等(ポカリスエットやアクエリアス等)をあげてもいいでしょう。疲れていると子犬は血糖値が下がってしまいがち。多少糖分のあるものを与えると疲れもとれます。
でも、普段は普通の水を上げて下さいね。
普段与える水は、水道水でOKです。ただし、いつも新しいものをあげて下さい。 ミネラルウォーターは一見体に良さそうですが、尿道結石の原因となることもあるそうです。
お水を飲んだら、おトイレ。
子犬を抱き上げて、あらかじめ用意しておいたトイレへ。すぐに排泄しないようなら、サークルの扉を閉めて、排泄するまでそのまま入れておきます。
排泄が出来たらすぐに、「○○ちゃん、いい子」と、静かな声で褒めてあげましょう。
ハウスでひと休み
トイレが済んだら、サークルから出して、少し自由にさせてあげて下さい。
子犬は好奇心旺盛です。新しい場所の匂いも嗅ぎたいし、家族のことも気になります。元気で人懐っこい子は、家族にじゃれてくるかも知れません。そんな時は、もちろん相手をしてあげて下さい。
でも、子犬はまだ疲れやすいので、20〜30分もすれば疲れてしまいます。その後は、ハウスでゆっくり休ませてあげましょう。
また、ちょっぴり臆病なタイプの子は、慣れない環境に戸惑っているかも。
サークルから出してもその場からあまり動かないような子は、早めにハウスに入れて、しばらくそっとしておいてあげましょう。
とりあえず3日くらいは、溜まった疲れやストレスもあるので、かまい過ぎないようにしてよく寝かせてあげて下さい。
子犬は一日に15〜20時間は寝ています。寝ている時は起こさないようにしましょう。
夜鳴きのこと
家に来てから数日間は、夜鳴きをするかも知れません。
お母さんや前の家族を思い出しているのかも知れませんね。
ちょっと可哀想な気もしますが、その場合は心を鬼にして無視して下さい。この時にかまってしまうと、「鳴けば来てくれる」と思ってしまいます。
元気な子犬なら、寝る前に遊んであげると疲れてぐっすり眠るので、夜鳴き防止になるかも。
どうしても夜鳴きが気になる時は、少し明るくしておいたり、時計やラジオ等音の出るものをタオルに包んでハウスの中に入れたり、ぬいぐるみや湯たんぽ等を入れたりすると安心して落ち着く場合もあります。
個体差もありますが、大体3日前後で落ち着いて眠るようになります。
ご飯のこと
最初のご飯は、これまで子犬が食べていた物と同じものを、少し少なめにして与えましょう。
残さず食べるようなら、徐々に量を増やしてあげて下さい。
もし食べないようなら、一度下げて、時間を置いてからまたあげてみて下さい。
慣れない環境で緊張して、一時的に食欲がなくなることもありますから、初日は無理に食べさせる必要はありません。その場合は、またスポーツドリンク等を飲ませて、最低限のエネルギーを確保してあげて下さい。
翌日も食欲がないようなら、フードに犬用のミルクをかけたり、もっと軟らかめにしてみたりします。
2〜3日しても食べない場合、また元気がない時は、獣医さんに相談して下さい。
もし、ペットフードの種類を変えるときには、少量ずつ新しいものを混ぜていくようにします。1週間程度時間をかけて、徐々に新しいものに変えて下さい。
名前を呼んであげよう
子犬が来る前に、もう名前は決まっていましたか?
それとも、子犬が実際にやって来てから決めますか?
どちらにしても、早くから積極的に名前を呼んであげて、自分の名前を覚えてもらいましょう。
子犬は、繰り返し呼びかけることで、徐々に自分のことだと理解していきます。
ただし、意味もなく連呼したり、叱る時に名前を呼ぶのは×。
褒める時や遊ぶ時、食事の前などに呼びかけて、子犬が「名前を呼ばれるのは嬉しいこと」と感じるように印象付けましょう。