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誤飲防止
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子犬の「異物誤飲」発生率は発生率は成犬の約4倍!
どうぶつ健保のアニコム(東京都新宿区)が、2007年7月14日の「内視鏡の日」に因んで、同健保に加入している犬の給付金請求データをもとに「異物誤飲」の調査を行いました。(「異物誤飲」は、動物病院で最も多く内視鏡検査をする疾病の一つだからだそうです)
その調査によれば、1歳未満の子犬の「異物誤飲」発生率は、成犬のなんと約4倍
とのこと!(成犬0.6%、子犬2.3%)
人間も同じですが、犬も赤ちゃんのうちは目に入るもの、手の届くもの、何でも口に入れてしまいます。赤ちゃんには、口にしていいもの・悪いものの区別は付かないわけですから、間違いが起きないように気をつけるのは大人(飼い主)の役目です。
「輪ゴムやクリップ、アクセサリーなど、飲み込む恐れのある小さなものを身近に置かない」「タバコ、薬品、洗剤などの危険なものは、子犬の入らない(入れない)部屋に移動したり、高い場所に置く」など、愛犬の生活環境にも充分な注意が必要です。また、異物を誤飲してしまった場合に、しばらく様子を見てしまうことで取り返しの付かないことになってしまう可能性もあります。異物誤飲に気付いた時には、できるだけ早く動物病院に連れて行きましょう。
誤飲・誤食の危険のあるもの
@輪ゴム・クリップ・アクセサリーなどの小物
飲み込んでしまうと、消化されずに胃に残ったままになったり、内蔵を傷つけてしまうこともあります。低いテーブルに置いたままにしたり、床の落としたままにしないよう気をつけましょう。
Aティッシュペーパー・紙類
少量なら便と一緒に排泄されますが、一度に大量に食べると大変です。少しずつでも、何回も食べていると腸閉塞になることもあります。
Bタオル、靴下など
かじるだけなら問題ありませんが、謝って飲み込んで喉に詰まらせることもあります。窒息や腸閉塞の恐れがあります。
Cひも状のもの
ある程度の長さがあるひも状の物を誤飲した場合、腸に異物が詰まって腸閉塞を起こしてしまいます。無理に吐かせようとして、更に危険な状態になることもあります。
ひもが結びついている異物は特に深刻な傷害をもたらします。異物がある場所に癒着すると、そこから伸びたひもが腸に対してノコギリのような働きをして、腸の壁に孔(あな)を開け、腹膜炎(腹部の内層粘膜の炎症)を引き起こします。生命の危険もあるので、直ぐに病院へ行って下さい。
Dタバコ・灰皿
タバコを食べてしまうと、中毒を起こします。また、犬が火のついたタバコを乗せた灰皿をひっくり返すことで、火傷や家事の原因になります。
Eラップやビニール袋など
お肉やお惣菜などを包んでいたラップ類やビニール袋は、美味しい匂いが付いているので間違えて食べてしまいます。また、ビニール袋で遊んでいて飲み込んでしまうこともあります。謝って飲み込んでしまうと、腸に詰まったり、窒息の恐れもあります。胃や腸内に溜まったままになると、体内バランスが崩れて、病気になってしまいます。
F鳥の骨や焼き鳥の串
犬といえば「骨」ですが、鶏の骨は牛や豚の骨と違い、細く折れて折れた先が尖っていて、飲み込んだ時に食道や胃腸を傷つけてしまいます。
また、焼き鳥の串は、上記のラップやビニール類と同様、美味しい匂いが付いているので食べてしまい、食道に刺さって胃や腸に刺さったり、穴を開けてしまったりします。無理に吐かせたり、取ろうとしたりせずに、そのままの状態で病院へ連れて行きましょう。
Gぬいぐるみ
犬におもちゃとしてぬいぐるみを与える時は、出来るだけ犬専用の危険のないものを選びましょう。人形の目や鼻にボタンなどが使われていると、食いちぎって飲み込んでしまうことがあります。また、破いて中綿を食べてしまうこともあります。
Hボールやおもちゃ
ボールやおもちゃは、誤飲の心配がないだけの、十分な大きさのものを。
I電池・磁石など
電池や磁石を複数飲み込むと、胃と腸がくっついてしまったり、腐食によって穴が開いてしまったりします。
J殺虫剤・除草剤・薬品・化粧品など
誤飲すると中毒を起こす恐れが高いので、必ず犬の届かない高いところ、若しくは入れない部屋に保管して下さい。また、殺虫剤は犬の側で不用意に撒かないようにしましょう。化学的な液体(灯油・石油製品・カビ取り剤など)は、内臓に化学的な火傷を起こします。無理に吐かせることで、食道や喉を再度痛めてしまいます。また、時間が経過することで重症化してしまうので、万が一の時は直ちに病院に行って下さい。
K洗剤・漂白剤
誤飲すると、最悪の場合命に係わります。軽くても、嘔吐や下痢、消化器官の炎症・びらんなどを起こします。また、触れただけでも皮膚がただれやたり、火傷症状になったりすることがあります。目に入ると、失明することもあります。
容器を噛み切って中を舐めたりすることもあるので、必ず犬の届かない場所へ。
L観葉植物
植物の種類によっては、口にすると中毒を起こすものもあります。肥料や種、球根などにも中毒を引き起こすものがあるので、柵で囲うか、犬の届かない場所や部屋に移動してください。
その他、たまねぎやチョコレートなど、人間には何でもなくても犬には毒になる食材もあります。最近では、人間には「良い物」とされるキシリトールが、犬には有害であるとの研究結果も発表されています。
大事な家族の健康です。
細かいところまで、気を配ってあげたいものです。
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